世界を救うのは誰か
持続可能な社会を作りたい
エシカルな生活をしたい
地球の未来が心配だ
子供に良い世界を残したい
命は大切だ
平和でありたい
などなど、いろんな綺麗事が矛盾をはらんだまままかり通る日本の社会。
どうして実践しないのか。
世界で最も影響力のある人物にも選ばれたことのある哲学者のピーター・シンガーの著書にも『実践の倫理』という本があるが、
実践しなければどんなにきれいなことを言っていても意味がない。
環境に最も悪いのは化石燃料とともに、畜産物だ。
畜産のほうがより影響が大きい。
しかも、大規模な畜産はなくてもなんの問題もない。
一部の非文明地域では肉を食べる必要があろうが、文明地域に住み、食べ物を売り買いしている人々にはとくに必要のないものだ。
なくても豊かな生活が送れる。
化石燃料は多少使う。
人や動物を殺してしまうものは排除する。
動物を苦しめるものはできるだけ排除する。
環境に悪い製品はできるだけ排除する。
人権をないがしろにするものもできるだけ排除する。
このくらいのことができると、世界は変わる。
そのくらいのことができなければ、やっぱり人間が住み続けたい世界は失われるのではないかと思う。